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代々伝承の能楽資料展示

2016年09月30日

  • 桃井ミュージアムで開催中の能楽資料展と江崎正左衛門さん・欽次朗さん親子

    桃井ミュージアムで開催中の能楽資料展と江崎正左衛門さん・欽次朗さん親子

 姫路で300年以上続く能楽の名家が受け継いできた装束や古文書などを紹介する「江崎家に伝わる能楽資料展」(赤穂民報社など後援)が御崎の桃井ミュージアムで開かれている。
 福王流ワキ方を務める江崎家は江戸時代中期に姫路藩の御用能楽師となった家柄。同家が代々伝承してきた資料約1000点を昨年、神戸女子大学古典芸能研究センターへ寄贈した。
 今展では、2世正左衛門直行が5世福王宗家へ提出した起請文の控えや後花園天皇から拝領したと伝わる家宝の中啓、慶安元年(1648)の年号が箱書きにある唐冠など約50点を紹介。赤穂華岳寺の僧が大石良雄の霊に遭遇する物語の謡本『大石』(大正2年)も展示している。
 鑑賞料500円。10月24日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。10月19日(水)午後2時から12代目当主の江崎欽次朗氏(40)と父で先代の正左衛門氏(72)=ともに重要無形文化財総合指定保持者=による能楽トークがある。Tel56・9933


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2016年10月1日(2201号)4面 (11,891,591byte)


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