赤穂民報

メニュー 検索

全日本ジュニア音楽コンで審査員賞

2016年09月03日

  • 全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで審査員賞を受賞した松原聖君

    全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで審査員賞を受賞した松原聖君

 音楽家として国際的に活躍できる人材育成を目的とする「第31回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」のピアノ部門・中学生の部(8月28日、東京・ムーブホール)で中山の松原聖(しょう)君(14)=坂越中2年=が審査員賞を受賞。12月に表彰式を兼ねた入賞者披露演奏会で東京・サントリーホールに出演することが決まった。
 同部門には全国37会場の予選と27会場の本選を経て選抜された39人が出場した。松原君は予選でシャミナード「牧神Op.60」、本選と全国大会ではサン=サーンス「アレグロ・アパッショナートOp.70」を演奏。「フォームが一番きれいで、音の運び方が正統」「静と動のコントラストもよく表現できて構成もまとまりがある」などと評価を受けた。
 ピアノを始めたのは5歳から。指導する寺村久美子さん(57)=尾崎=によれば、中学生になってから花や山、海など身近な自然の美しさに目を向けるように意識し、演奏時の表現力向上につながっているという。
 全国大会は夏風邪で前日に40度近い発熱があり、「自分としては70点」の出来だったという。12月の入賞者披露演奏会へ向けて「しっかり体調を整えて、完璧な演奏をしたい」と意気込んでいる。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2016年9月3日(2198号)1面 (12,900,066byte)


テイクアウトカタログ

コメント

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要