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保護者らが心肺蘇生法を訓練

2016年06月28日

  • 夏休みの地区水泳を前に保護者が心肺蘇生法を訓練した講習会

    夏休みの地区水泳を前に保護者が心肺蘇生法を訓練した講習会

 夏休み期間中の地区水泳で安全監視係となる保護者を対象にした心肺蘇生法講習会が古浜町の塩屋小学校(森本晋平校長)でこのほどあり、子どもの安全を守ろうと大勢の保護者が受講した。
 市消防職員の指導の下、救急車が到着するまでの間にとるべき行動について練習した。訓練用の人形を使い、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせを訓練。AED(自動体外式除細動器)を使用する際はパッドを貼る部分の水気を拭き取ること、体の小さな子どもの場合は心臓を前後ではさむように胸と背中に貼ることなどを教わった。
 119番通報から救急車が現場に到着するまでの所要時間は平均約8分とされる。心停止で倒れた人の1カ月後の社会復帰率を調べた統計によると、心肺蘇生を行ったときの復帰率は、行わなかった場合の約2・5倍だという。
 同校では毎年講習会を開いており、講師を務めた澄田克也・救急指導担当第二係長(51)は「心肺蘇生法を知っている人が多ければ多いほど、助かる命が増えるので、しっかり習得してください」と話していた。


社会子供 ]

掲載紙面(PDF):

2016年7月23日(2193号)4面 (12,163,203byte)


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