赤穂民報

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凶器付着の血液DNA 被害者と一致

2016年02月16日

 養子縁組した祖父母を殺害した容疑で西有年の会社員少年(19)が逮捕された事件で、捜査本部は少年の供述で発見したハンマーと包丁に付着していた血液のDNA型が被害者のものと一致したと16日までに明らかにした。
 少年は逮捕後の取り調べに「ハンマーと包丁で殴った」などと容疑を認め、少年が「捨てた」とした佐用町内の山道脇を捜索したところ、今月7日、血のついたハンマーと包丁が一つの袋に入れられた状態で見つかった。
 捜査本部によると、少年は3日夜、赤穂市近郊のボウリング場で遊んで帰宅した後に祖父母を殺害した疑いがあり、その日のうちに同市近郊のカラオケ店を訪れていたことがわかった。
 また、祖父母に預けていた自分名義の預金通帳1冊と祖父母の財布を犯行後に持ち出したことを認める供述をしているという。財布には数万円が入っていたとみられるが、今のところ見つかっていないという。
 少年はこれまでの取り調べに、「友達と遊ぶ金が欲しかった」「(事件の数日前に)おじいちゃんから会社を休んだことを叱られた」と話しているといい、捜査本部は引き続き慎重に動機の解明にあたっている。


事件事故 ]

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掲載紙面(PDF):

2016年2月20日(2174号)3面 (11,640,658byte)


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