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日課の散歩で「地球一周」4万キロ

2016年01月02日

  • ウオーキングの通算歩行距離が地球一周分に達した廣瀬武美さん

    ウオーキングの通算歩行距離が地球一周分に達した廣瀬武美さん

 日課にしているウオーキングの通算歩行距離が地球一周分に相当する4万キロに達したとして、元沖町の廣瀬武美さん(72)にNPO法人「健康ウオーク・21」から完歩証が贈られた。廣瀬さんは「頑張って2周目を目指す」と張り切っている。
 廣瀬さんはサラリーマン時代の不摂生による高血圧を改善しようと、仕事をリタイアした65歳から散歩を始めた。4年前、歩数を入力してバーチャルの日本一周を目指すことができる「健康ウオーク・21」のホームページを知り、「励みになる」と登録。1年4カ月で日本一周(8955キロ)を達成した。
 一日当たりの歩行距離は平均26〜27キロにも及ぶ。毎日午前3時に起床し、元沖町の外周を12周してから千種川方面へ。堤防沿いに歩いて8時半ごろに帰宅する。雨や雪の日も傘をさして歩く。年1回出掛ける海外旅行中も休まない。これまでで歩かなかったのは台風が赤穂を直撃したときと大腸ポリープ除去手術で入院した1週間のみという。
 退職時に体重90キロ、ウエスト120センチだった体型は現在56キロ、74センチ。病気や肩こりもなく、毎月の血液検査もすべての項目で基準値以内となった。特注のシューズを使用し、足の裏にまめ一つない。
 「もし、ウオーキングをやってなかったら、今の健康はなかったと思う」と廣瀬さん。地球2周達成者はまだ数人といい、「一度決めたら、とことんやる」という性分に、また火が着きそうだ。


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掲載紙面(PDF):

2016年1月1日・第2部(2168号)1面 (15,741,623byte)


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