赤穂民報

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吉良伝統の和太鼓響く

2015年12月13日

  • 勇壮豪快な演奏を響かせた三州吉良太鼓

    勇壮豪快な演奏を響かせた三州吉良太鼓

 義士親善友好都市の愛知県西尾市に古くから伝わる「三州吉良太鼓」の奉納演奏が13日、加里屋の花岳寺であり、豪壮な太鼓の音が境内に響き渡った。
 吉良上野介ゆかりの西尾市と赤穂市との友好を深めようと、吉良吉田三区青年部の一行29人が来穂。高さ4メートルほどの花飾りを冠した三尺太鼓を男衆が代わる代わる打ち鳴らした。観客は迫力ある音色とともに、両足を前後に大きく開いて豪快にバチを振るう姿にも引き込まれた。
 同青年部によれば、三州吉良太鼓が赤穂で演奏されるのは平成8年以来19年ぶりという。一行を引率した「きら・幡豆まちづくり協議会」の山本一義理事長(70)は「赤穂で太鼓をたたきたいという若い連中の念願がかなった。両市の絆を一層強めることにつながるはず」と話した。
 三州吉良太鼓は14日の赤穂義士祭でも午後0時25分ごろから本部前(加里屋の「いきつぎ広場」)で演奏を披露する。


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掲載紙面(PDF):

2015年12月19日(2166号)3面 (11,978,716byte)


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