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生まれ故郷で現代美術個展

2015年10月24日

  • 生まれ故郷で個展を開く山本雅也さんと作品の一部

    生まれ故郷で個展を開く山本雅也さんと作品の一部

 赤穂出身の画家、山本雅也さん(61)=姫路市野里=が10月30日(金)から中広の赤穂市立図書館で個展を開く。赤穂での開催は初めてで、「生まれ故郷への感謝の気持ちを込めた個展。一人でも多くに見ていただけるとありがたい」と話している。
 山本さんは幼少期を尾崎で過ごし、18歳で現代絵画の小野田實(1937−2008)に師事。平面デザインの重なりを鮮やかに描く抽象画を自身の画風に確立し、姫路市美術展市長賞など数々の入賞歴がある。
 個展は昨年6月に姫路で開いて以来で5度目。今展では小品から100号まで新作十数点を含む50点近くを披露する。
 「自分の人生の原点がある赤穂で作品を発表することで、新たなものを生み出す出発点にしたい」と山本さん。「見る人それぞれの感じるままに作品を鑑賞してもらえれば」と話している。
 11月8日(日)まで1階ギャラリーで午前10時〜午後6時(最終日は4時まで)。2日(月)は休館。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2015年10月24日(2158号)4面 (11,814,088byte)


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