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船外機の連続窃盗、ナイジェリア国籍3人を逮捕送致

 2014年11月25日 
 一昨年と昨年に赤穂市内で相次いだ小型船エンジン盗難事件で、兵庫県警捜査3課などでつくる共同捜査班はナイジェリア国籍の男3人を逮捕し、11月20日に神戸地検へ最終送致した。捜査班によれば、3人は母国に転売する目的で小型船エンジンを狙った犯行を繰り返し、被害総額は約2300万円に上るという。
 送致されたのは、大阪市淀川区木川東4の自称通訳業(37)、三木市別所町朝日ヶ丘の無職(45)、加古郡稲美町下草谷の自称貿易業(42)の、いずれも男の3容疑者。
 逮捕容疑は平成24年2月から今年2月にかけて京都、鳥取、高知など12府県で、沿岸に接岸していた小型船舶などから船外機を216件276基盗んだもの。その中には平成24年8月から25年9月にかけて加里屋、東浜町、鷏和、正保橋町で発生した17件の犯行も含まれる。
 捜査関係者の話では、男らは人目のない夜間に2人一組で漁港や係留施設に車を乗り付け、工具で船外機を取り外して盗み出していたという。盗品は稲美町内の「ヤード」と呼ばれる拠点でコンテナに積み込み、神戸港から母国へ輸出。正規購入したエンジンの奥に盗品を隠す手口で検査を免れていたとみられる。
 水上生活者が多いナイジェリアでは小型船エンジンの需要が高く、日本製は故障が少なく丈夫だとして、平均年収の同額〜倍額に相当する1基5〜10万円で売りさばけるという。調べに対し、無職の男は容疑を認め、他の2人は「現場には行ったがやっていない」と否認しているという。
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掲載紙面(PDF):
2014年11月29日(2113号) 3面 (13,312,790byte)
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