忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. スポーツ
  3. 記事詳細

小國が大差判定で王座奪取

 2011年11月03日 
プロデビュー7戦目で東洋太平洋王座を獲得した小國以載。左から2人目が高嶋穣会長
 赤穂出身のプロボクサー、小國以載(23)=VADY=が東洋太平洋(OPBF)スーパーバンタム級王者、ロリ・ガスカ=フィリピン=に挑んだタイトルマッチが3日、神戸市中央区のサンボーホールであり、小國が12回判定(3−0)で快勝。プロ7戦目で念願の王座を勝ち取った。
 同級15位の小國は序盤から軽快なフットワーク。大振りなガスカのパンチを見切り、得意のカウンターを的確にヒットさせた。5回には相手のあご、ボディに右の強打。2度のダウンを奪って完全にペースを握った。6回に偶然のバッティングで左目尻を切ったが、動じることなく敵の攻撃をさばいた。
 今回の試合は小國にとっても、ジムにとっても初のタイトル戦だった。対戦相手の試合映像を繰り返しチェックして弱点を見抜いた高嶋穣会長は「内側からコンパクトに攻めろ」と指示。小國は落ち着いて作戦を実行した。KOの期待に応えることはできなかったものの、選手とセコンドが一体となった万全の試合運びだった。
 WBA同級11位のガスカに勝ったことで、世界ランク入りはほぼ確実。そうなれば“世界挑戦”も現実味を帯びてくる。「日本の代表として戦う決意」として今回からトランクスに入れた日の丸の刺しゅうが誇らしげだった。
 ▼小國以載・新チャンピオンの談話=「最後まで集中を保てた。会場からの“小國コール”が力になった。目指すは世界。ここで立ち止まるわけにはいかない。もっと強くなる。チャンスはすべてものにしたい」
 ▼高嶋穣・VADYジム会長の談話=「勝って当然の相手ではあったが、小國の強さは証明できた。来春に防衛戦を組む。相手は(ガスカに敗れるまでチャンピオンだった)大橋弘政。ガスカより実力は上。彼に勝ってこそ真の王者だ」
<前の記事


関連サイト:
【関連記事】プロ7戦目で東洋太平洋へ挑戦


掲載紙面(PDF):
2011年11月5日(1965号) 1面 (10,369,336byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。
今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • 周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回←お年寄り(03/27)
  • 戦後七十年・語り継ぐ(6)〜長崎で九死に一生←宮澤 貫(03/25)
  • 周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回←(03/24)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

メール会員登録

赤穂民報のニュース(一部)をリアルタイムでお届けします。

e-mail(半角入力)

携帯でドメイン指定受信をされている方は「@QRmail.jp」を指定してください。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警