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病院経営など質す 代表質問の主なやり取り

 2021年03月19日 
 
 赤穂市議会の第1回定例会は1日と2日、各会派の代表者による代表質問や同僚議員による関連質問、無会派議員の一般質問を行った。
 市民病院の経営方針や職員不正再発防止、新型コロナ対策などをテーマに牟礼正稔市長の施政方針、今後の具体的な施策について質疑した。
 主なやり取りは次のとおり。赤穂民報まとめ。同趣旨の質問が複数あった場合は、先に質問した議員を優先して掲載。

【市民病院】
 ▽土遠孝昌議員(赤諒会)=市民病院のあり方検討委員会は経営改善にどのように反映していくのか。
 ▽牟礼正稔市長=検討結果については2月8日の政策会議で報告を受け議論した。現時点では、地域の中核病院として引き続き現行の公営企業法全部適用で運営することが適当ではないかという結論に至った。経営改善については、常勤医師の確保による診療提供体制の充実、地域医療支援病院として近隣医療機関との連携や救急患者の受け入れ強化等による集患などで収益向上を図っていきたい。必要に応じて適切な財政支援を講じていく。
 ▽土遠氏=民間の経営コンサルタントを入れる考えは。
 ▽西田佳代市民病院事務局長=現在のところ予定していない。
 ▽田渕和彦議員(赤諒会)=経営改善に取り組む姿勢が見えるような形で取り組んでほしい。
 ▽市民病院事務局長=院長以下全員危機感を持っている。姿勢の見せ方は調査研究していきたい。
 ▽山野崇議員(政翔会)=事業を削ってでも病院を残すのか。
 ▽岸本慎一総務部長=単年度で一時借入金を発生させないことを目指す。覚悟をもって対応したい。
 ▽木下守議員(公明党)=あり方委員会はいつまでに方向性を見出すのか。市民への公開は。
 ▽市民病院事務局長=コロナの影響により先行きが見通せない。庁内プロジェクトチームでの検討なので公開予定はない。
 ▽小林篤二議員(共産党)=銀行とはどういう契約になっているのか。市は保証人になっているのか。
 ▽市長=手形貸付による借り入れ。市は債務保証をしていない。
 ▽小林氏=検討結果を議会に報告する義務があるのでは。
 ▽藤本大祐副市長=市の方針として方向性を決定しており、何らかの形で報告したい。

【職員不正再発防止】
 ▽土遠氏=信頼回復の取り組みは。
 ▽市長=新たに全職員が調査票を作成し、人事異動や職場における課題等の把握に努めたい。チェック体制の強化に伴い役職兼務を廃止。北野中浄水場の執務場所を下水道管理センターに変更する。
 ▽汐江史朗議員(赤諒会)=調査票とは。
 ▽総務部長=職員が担当している業務量、自分の能力が職場で発揮できているか、職場の雰囲気などを把握する項目を検討している。
 ▽汐江氏=上司と部下の防犯対話を進める必要があるのでは。
 ▽総務部長=チェックリストを作成し、ギャンブルに深入りしてないか、収入不相応な生活をしていないかなど踏み込んで面接する。
 ▽西川浩司議員(新風)=技術職員を増員する考えは。
 ▽市長=新年度は5名採用し、現時点より2名増の48名を予定している。さらに追加の採用試験を実施する。
 ▽家入時治議員(政翔会)=市の技術専門チームを設置してチェックする仕組みにしてはどうか。
 ▽市長=現在の人員構成を考えると専門チームの設置は難しい。県まちづくり技術センターを活用するほか、センターや国土交通大学校への職員派遣研修で技術向上に努めていきたい。
 ▽瓢敏雄議員(無会派)=職員が関与せず公正に入札する方法、あるいは入札機会を減らす検討を。
 ▽市長=不正行為防止のために設計積算から入札まで職員がまったく関与せずに執行することは困難。入札機会を減らすのも事業者の受注機会の減少や国が求める発注施工時期の平準化に逆行することから難しい。

【新型コロナ対策】
 ▽土遠氏=ワクチンの接種スケジュール、手順は。
 ▽市長=国の方針に基づき65歳以上を優先接種。3月下旬以降に接種券を郵送し、予約サイト、コールセンターで接種場所、日時の予約を受け付ける。
 ▽榊悠太議員(赤諒会)=予診票を自宅に送って記入してもらうことは。
 ▽柳生信健康福祉部長=接種券と同時に予診票も送付することを検討している。
 ▽山野氏=接種を希望しても会場まで行けない方がある。
 ▽健康福祉部長=走りながら考えていく。
 ▽土遠氏=実状に応じた事業者支援は。
 ▽市長=地方創生臨時交付金を活用した支援事業を本定例会に追加提案したい。(※全市民に一人3000円分を支給する「あこう地域応援商品券事業」が3月12日に可決された)
 ▽榊氏=コロナ差別防止の条例を制定する考えはないか。
 ▽関山善文市民部長=条例に準じた内容を啓発していきたい。
 ▽土遠氏=ウィズコロナ、ポストコロナの新時代における行政需要の変化をどのように想定しているか。
 ▽市長=マイナンバーカード普及促進や押印廃止、デジタル化推進による行政手続きの迅速化、オンライン化が強く求められる。学校教育のICT化、マイクロツーリズムによる地域活性化が一層重要になってくる。
 ▽前川弘文議員(公明党)=デジタル化に何年かかるのか。
 ▽総務部長=新年度に標準化を図るための統一基準を作成する。令和4年度以降に具体的な作業が発生する。

【消防・防災】
 ▽土遠氏=消防本部を赤穂市単独で維持するのが厳しい状況が見込まれる。将来的にも広域化せずに赤穂市単独を維持するのか。
 ▽市長=現在のところ、さらなる広域化を検討する必要性は低いが、将来的に中播磨、西播磨地域での広域化や県内一本化など、より広範な広域化の検討が必要となることも念頭に国、県をはじめ近隣消防本部の動向を引き続き注視していく。
 ▽土遠氏=今後も女性職員の採用を考えているか。
 ▽河本憲昭消防長=国が示す基準では令和8年度までに5%という目標があり、今後努力していきたい。
 ▽西川氏=救急搬送支援システムの概要は。
 ▽市長=姫路、西播磨、赤穂の3消防本部管内の35医療機関で運用予定。救急車に積載するタブレットを活用し、医療機関の受入状況や他の救急隊の搬送状況をリアルタイムで見える化することで医療機関との受け入れ交渉が重複せず円滑な救急搬送が可能となる。
 ▽西川氏=「マイ避難カード」をどのように普及していくか。
 ▽市長=新たなハザードマップとマイ避難カードとして使用できる項目を記載した住民注意喚起情報の全戸配布に合わせて周知を図っていきたい。
 ▽山田昌弘議員(新風)=コロナ禍で避難所の収容可能人数は。
 ▽高見博之危機管理監=避難所50か所の収容人数は通常約2万4000人。県のガイドラインに沿った対策後は8000人弱以下になるが、南海トラフ地震で想定される4568人の収容は可能だ。
 ▽木下氏=個別支援計画の現状の作成状況と新年度の取り組みは。
 ▽市長=上仮屋48件、東有年の12件の計60件で作成済み。新年度は関係部署に広く働きかけ対象地区を選定した後、対象者一人ひとりの状況に合った個別支援計画案を作成し、実際に避難訓練による検証を行う。

【ひきこもり対策】
 ▽土遠氏=ひきこもり支援の居場所はどこに設置され、どのように活用するのか。
 ▽市長=昨年10月から居場所として塩屋に週3日開設している古民家を週5日に拡充する。新たに交流参加型の居場所づくりにも取り組む。社会福祉課相談窓口エールの出張相談を計画している。
 ▽西川氏=今把握している市内のひきこもりの人数は。
 ▽市長=93人(昨年12月現在)を確認している。年齢構成は20代19人、30・40代45人、50代以上29人で不登校児童生徒は含まれていない。
 ▽山田氏=把握できていない人にはどのような支援を考えているのか。
 ▽健康福祉部長=国の推計人数は430人。まずは居場所をつくることが第一の支援策と考えている。
 ▽山田氏=現状の利用状況は。
 ▽健康福祉部長=昨年10月の開設から今年1月末までの集計で延べ120名が来られている。
 ▽山田氏=20歳と50歳で同じ支援策で良いのか。
 ▽健康福祉部長=ひきこもりになった理由はいろいろ。ご家族の支援をはかりながら、理由は何なのか、どうしたらよいのか、家族が孤立したり、抱え込んだりしないような支援をやっていきたい。
 ▽木下氏=アウトリーチ支援員の配置が必要だ。
 ▽市長=必要と認識しているが、居場所を運営していく上で、スタッフが電話や訪問などの支援を行うことができる。

【子育て支援】
 ▽小林氏=保育所の待機児童の見込みは。
 ▽市長=正規職員を積極的に採用したので大幅に減少する見込み。
 ▽小林氏=具体的な人数は。
 ▽長坂幸則教育次長=現在調整中だが、今年4月時点で0歳児3名、1歳児2名の合計5名の見込み。
 ▽小林氏=学校給食費無償化に必要な予算は436人分で790万円。財源、見通しについて考えは。
 ▽市長=恒久的な財源の確保が必要。コロナ禍における財政需要を考慮しながら適切に判断していきたい。
 ▽川本孝明議員(共産党)=財政力が低いお隣の町でもやっている。赤穂市でもできないはずはない。毎年2億円くらい余る扶養費を使えばできる。
 ▽教育次長=各市の情勢等あるので一概に比較はできない。

【給食センター建設】
 ▽土遠氏=整備スケジュールは。
 ▽市長=令和7年9月の稼働開始を目標に基本計画策定、建設用地の確保、4年度以降に実施計画策定、事業者選定、実施設計、建設工事など段階的に取り組む。
 ▽西川氏=新センターを建て替える場合に必要な条件は。
 ▽市長=現在の敷地内には現施設を稼働しながら建設するスペースはなく、現施設以外で建て替えたい。法的、環境、配送時間や接道の条件、敷地形状等を考慮して用地を選定する必要がある。
 ▽西川氏=PFI(民間資金活用方式)を活用するのか、直営なのか。
 ▽市長=多角的に検討する必要があり、新年度の基本計画策定及び民間活力導入可能性調査等による検討結果で施設整備を含めた運営方法について最終的に決定していきたい。
 ▽西川氏=赤穂の業者を活用するのか。
 ▽教育次長=運営や発注の方式についてさまざまな検討を進めた上で基本計画を立てるので現時点では未確定。
 ▽家入氏=災害時に緊急的に炊飯できる機能も必要。
 ▽市長=災害発生時でも稼働できるよう施設整備の内容を検討していきたい。

【GIGAスクール】
 ▽家入氏=児童生徒1人1台のタブレット、家庭の通信環境は整備できたか。
 ▽尾上慶昌教育長=1月末に納入され、使用できるようになったのが2月末。貸し出し用Wi―Fi機器は調達できるよう手続きを進めている。
 ▽家入氏=教職員の習得、児童生徒の準備は進んでいるのか。
 ▽教育長=教員研修を実施している。ID、パスワードや情報の適切な取扱、メディアリテラシーについて指導しているところ。

【不登校対策】
 ▽木下氏=市内の不登校児童生徒は50人前後で推移していると聞いている。不登校児童生徒の現状と復学に向けた取組は。
 ▽教育長=現在不登校の大半の子どもが時々休みながらも学校に来ている状況。学級担任等による欠席時の家庭訪問やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、心の教室相談員による定期的な相談などを行っている。

【市立図書館の充実】
 ▽西川氏=図書館に喫茶店あるいは自動販売機等を設置した憩いの場をつくれないか。
 ▽教育長=構造上、館内に新たに喫茶室を設けるスペースを確保したり、既存の部屋を転用したりすることは管理運営上も好ましくないため、新たに喫茶室を設置するのは困難。館内飲食が自由と受け取られかねないため、自動販売機の設置も考えていない。

【市民の夕べ】
 ▽家入氏=開催予定日はいつか。延期や中止の判断は。
 ▽市長=記念式典を9月1日に予定したので、8月下旬を想定している。準備期間が確保できる5月ごろまでには判断したい。
 ▽家入氏=企業や個人事業者に対して協賛金を求めるのか。
 ▽市長=事業者が大変苦しい状況であることは承知しているが、このような時期だからこそ、行政と市民が一体となって盛り上げるためにも、ご協力をいただける方には協賛金をお願いしたい。

【シティマラソン】
 ▽西川氏=市の財政状況を鑑み、コロナ禍の今、再度見直すべきでは。
 ▽市長=第9回大会の事業費約3370万円のうち約1650万円を補助しており、経済波及効果は推計2億8940万円との分析がある。コスト縮減等による合理的な運営に努め、今後も継続的に実施していきたい。
 ▽釣昭彦議員(新風)=経費節減すべき。
 ▽教育次長=サービスのクオリティ低下は防ぎつつ、経費や参加料の見直しをかけていく。
 ▽瓢氏=コロナ感染拡大状況が悪化している中、なぜ第10回大会を中止、延期できなかったのか。
 ▽市長=ガイドラインに則って安全に開催している。

【高取トンネル】
 ▽西川氏=県が示した道路改良案をどう考えているのか。
 ▽市長=走行性の改善は見込めるものの、速達性、快適性に優れたトンネルに匹敵するような抜本的な改良案ではない。
 ▽奥藤隆裕議員(新風)=トンネル化の判断をすべき。
 ▽澗口彰利都市計画推進担当部長=県から示された現道改良案ではなく、あくまでもトンネル化を要望していく。ただし、高取峠区間で事故が多発している状況を考えると安全対策工事は必要。緊急的、局所的な線形改良を要望している。
 ▽山野氏=トンネルと現道改良が両立するのか。現実的なのか。
 ▽都市計画推進担当部長=県からはっきり「両方はできない」と言われている。局所的な安全対策として、事故が多いカーブをピンポイント的に改修することを要望している。
 ▽家入氏=安全対策なら速度制限が最も早い対策では。
 ▽市長=速度制限は公安委員会の権限。交通事故の抑制に繋がるかもしれないが、交通渋滞の発生など新たな課題も考えられる。カーブの改良が効果的な交通安全対策だ。
 ▽家入氏=今夏には県知事選挙がある。赤穂市として全候補者に対しトンネル化を要望する絶好の機会だ。
 ▽市長=長年の市民の悲願で各方面に広く認知されている。知事選の全候補者に要望する考えはない。

【道路整備】
 ▽土遠氏=野中橋の新設改良はどのように進めるか。
 ▽市長=橋の両側に幅員2メートルの側道橋を設置する計画。新年度はまず東側に側道橋を設置する。その後、国道250号までの歩道新設などを行い、最後に西側の側道橋設置を予定している。令和6年度の完了を見込んでいる。
 ▽土遠氏=市道中広木津線の歩道はどのように整備するか。
 ▽市長=東側は現在の路肩を利用し、西側は水路を暗渠化して歩道を整備する計画。
 ▽家入氏=塩屋野中線と第3踏切の平面交差をJRと交渉した際、第2と第4踏切の閉鎖が条件となっているのか。
 ▽市長=平面交差について合意している。近傍踏切の閉鎖や規制などを含めた安全対策はJRと継続協議中。第2踏切と第4踏切の閉鎖は決定していない。第2踏切の必要性は地元の存続要望があることを含め意見を十分に伝えている。
 ▽家入氏=平面交差の確定後、いつごろまでに工事されるのか。
 ▽市長=事業計画では令和9年度末。

【企業誘致】
 ▽汐江氏=赤穂インターチェンジ付近を県が開発する考えは。
 ▽大黒武憲産業振興部長=県企業庁と再度協議していきたい。
 ▽家入氏=奨励金の条件である中小企業の投下固定資産総額3000万円以上を見直ししなかった理由は。
 ▽市長=一定の設備投資を促すことで産業振興効果が期待できるため据え置いた。
 ▽家入氏=新たな雇用がなくても、雇用を維持する企業も奨励金の対象に。
 ▽市長=現時点で新規雇用者数の条件を外す考えはないが、雇用の維持確保も重要。引き続き調査検討していきたい。

【DMO】
 ▽土遠氏=どのような法人組織で、市の関わりは。
 ▽市長=観光振興に加え、移住定住政策を担う一般社団法人として新年度に設立したい。DMOは自治体の参画が必須で、業務の運営進捗管理で必然的に関わりが生じる。人的、財政的な支援を行っていく。
 ▽土遠氏=DMOで地域振興にどのような影響があるか。
 ▽市長=多彩な観光資源の担い手の舵取り役となり観光客増加につながる。観光産業は非常に裾野が広い産業で観光客や交流人口、関係人口の増加により幅広い範囲に経済的利益が及び、本市全体の活性化にもつながる。
 ▽榊氏=どういった人材を充てるのか。
 ▽西浦万次観光監=必要な外部専門人材の採用を視野に入れる。
 ▽有田光一議員(赤諒会)=代表は。観光協会との関係は。
 ▽観光監=代表は未定。物販、赤穂温泉の源泉管理は引き続き観光協会にやっていただく。DMOに設置するワーキンググループにも観光協会から入ってもらう。

【空家対策・移住定住】
 ▽前田尚志議員(赤諒会)=空き家情報バンクの登録件数は。
 ▽市民部長=現在は12件。今年度7件成約した。
 ▽前田氏=新たな補助の割合は。
 ▽市民部長=登録支援にかかる経営支援と購入者等にかかる支援、ともに対象経費の2分の1または10万円の少ない額。
 ▽木下氏=空き家情報バンクの閲覧件数、登録数は。
 ▽市民部長=閲覧件数は今年1月の月間で1948件。平成19年度の開始から今年2月までの登録数は82件で、成約は70件。
 ▽西川氏=住宅以外の空き家にも適用を拡大すれば。
 ▽市長=平成28年度調査では市内の空き家の約85%が住宅。住宅の空き家活用を重点的に推進する必要があり、現時点では住宅以外の空き家を対象とすることは考えていない。

【地域公共交通】
 ▽小林氏=尾崎、御崎、千鳥地域など路線バスによる拡充は。
 ▽平野佳秀市長公室長=ウエスト神姫が具体的に検討している。

【ごみ処理施設】
 ▽土遠氏=大規模改修で長寿命化が図れるのか。
 ▽市長=新年度に実施する精密機能診断で指摘の箇所すべてを改修すれば10年以上の長寿命化が可能。
 ▽土遠氏=新施設の方式、設置場所、選定時期は。
 ▽市長=将来のごみ発生量や処理方式、施設の規模等を勘案の上、民間企業との連携も視野に検討していきたい。これらが決定次第、すみやかに用地選定したい。
 ▽西川氏=今後の検討予定は。
 ▽市民部長=今年1月に関係部課長9人でプロジェクトチームを立ち上げた。今後は市のごみ排出量などのデータを基に各方式によるメリット、デメリットを検討し、長寿命化に係る案件やスケジュール、市民への影響などさまざまな観点から協議していきたい。
 ▽家入氏=現施設の利用は。
 ▽市長=現施設は市民の利便性の高い場所にある。可能な限り長寿命化を図る。
 ▽山野氏=新施設を建設するのに現施設の改修は無駄では。
 ▽市民部長=まずは現施設の大規模改修が必要。平行して民間連携、広域も検討していかなければならない。無駄な投資がないよう努める。

【産廃問題・環境】
 ▽土遠氏=水道水源保護条例に基づく、水源保護地域の指定などのスケジュールは。
 ▽市長=4月1日の条例施行後の早い段階で水道水源保護審議会の調査審議に基づき指定したい。審議会の委員は専門性の高い知見が求められる。
 ▽西川氏=市民の会とどう連携し反対運動を継続していくのか。
 ▽市長=情報共有や補助金の交付などを通じて連携協力を図っていきたい。

【赤穂ブランド推進】
 ▽西川氏=対象は。
 ▽市長=全国的な知名度の向上やブランド価値の保護といった効果が期待されるため、牡蠣やみかんを対象に特許庁の地域団体商標制度等への登録に向けた取り組みを推進している。坂越牡蠣として登録出願申請にかかる経費の一部を補助する。今後は牡蠣、みかんに限らず、意欲ある生産者を広く公募した上で選定し支援していきたい。
 ▽釣氏=牡蠣、みかん以外にブランド化の可能性は。
 ▽産業振興部長=いちご、ジェラート、純赤穂産アサリ、また、新規就農で桃に取り組んでいる方がある。
 ▽釣氏=どのような支援を行うのか。
 ▽産業振興部長=公募審査で認定された取り組みについて、販路拡大や商品開発などに関わる経費の2分の1を補助したい。

【ふるさと納税】
 ▽西川氏=姉妹都市との連携による、ふるさと納税の増収は図れないか。
 ▽市長=姉妹都市間でふるさと納税を募集することは可能だが、返礼品を強調して寄付者を誘引することは禁止されている。

【市政アドバイザー】
 ▽西川氏=市政特別アドバイザーの平田オリザ氏に市内の学校で演劇の指導やワークショップをしてもらえないか。
 ▽教育長=コロナ禍で行事や授業日数の確保、外部指導者の導入が非常に厳しい状況だが、各学校長に積極的な活用を助言していきたい。
 ▽奥藤氏=民間団体がオリザ氏のワークショップを開いたり、指導を仰ぐことは可能か。
 ▽市長公室長=市の発展につながるような内容であれば、個別に相談したい。

【赤穂高校との連携】
 ▽西川氏=包括連携協定を結んでいる赤穂高校との地域活性化に向けた今後の取り組みは。
 ▽市長=令和9年に創立100周年を迎えるが、市内唯一の高校である赤穂高校を関係者と共に盛り上げることにより、地域活性化にも結び付けたい。
 ▽西川氏=スポーツを軸にした今後の取り組みは。
 ▽市長公室長=野球も含めたスポーツ全般、文化について学校、同窓会など関係者と協議して具体的に検討を進めていきたい。

【国保・介護保険】
 ▽小林氏=国民健康保険税の据え置きで約2億円の財政調整基金が残る。高すぎる保険税の引き下げを求める。
 ▽市長=基金の確保は必要。引き下げを行う考えはない。
 ▽小林氏=公的年金減額の中、介護保険料年3600円の値上げを抑えるべきではないか。
 ▽市長=本市の高齢者人口は令和3年をピークに減少するものの、後期高齢者は増加見込み。要支援、要介護認定者数も増加する。改定は必要だ。
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2021年3月20日号(2409号) 2面 (7,301,950byte)
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[ 政治 ]


コメント

定例会の代表質問の状況を掲載いただきありがとうございます。しかし、内容を見るに何と情けないとしか思えないのは私だけでしょうか。
1市民病院
地域の中核病院として公営企業法全部適用、常勤医師の確保による診療体制の充実。?今までの答弁と何も変わっていない。一時借入で資金をつながなければならない状況は過去にはあまりなかったはず。そのことが全く理解されていないのではないか?
2職員不正再発防止
役職兼務を廃止とあるが、兼務することが不正につながるかのような回答。技術職員が少ないからやむを得ず兼務していたのでは?兼務をなくしても不正はなくなりません。4月1日の人事異動が楽しみ。
3 新型コロナ対策
全市民に1人3000円分の商品券?貰えることはうれしいが、本当に生活資金に困窮している方に重点に配布すべき。職があり、きちんと生活資金が確保できている方には受給をこの際遠慮頂くべきでは?
4DMO
何を回答しているのかさっぱりわかりません。
議員さんがそれぞれ質問されているにもかかわらず、市長、副市長、教育長、各部長さんの回答はあまりにも無責任です。これでは赤穂市の将来は真っ暗です。新たに議員になられる方に期待します。

そう思う 2

投稿:選挙 2021年03月20日

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