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市議会代表質問 主な質問と答弁

 2020年03月14日 
 赤穂市議会の2020年第1回定例会は6日と9日に代表質問を行い、各会派が市政について質した。
 主な質問と答弁の要点(赤穂民報まとめ)は次のとおり(同様のやり取りについては原則、先に質問した議員を掲載。質問順は赤諒会、新風、政翔会、共産党、公明党、無会派の順)。

【市民病院】
 ▽田渕和彦氏(赤諒会)=経営状況の現状認識と市の財源投入をどう考えているか。
 ▽牟礼正稔市長=病院長直轄の経営企画室を設置し、経営コンサルタントを導入するなど経営健全化を進めているが、さまざまな要因で経営状況はひっ迫している。市民の安全安心な医療体制を守るため、できる限りの支援をしていく。
 ▽山野崇氏(政翔会)=一時借入金が膨らむ運営を続けていってよいのか。
 ▽長坂幸則市民病院事務局長=決して一時借入金でしのぐのがいいとは思っていない。在り方委員会で中長期ビジョンを策定して、それでもなお独立行政法人化や指定管理者にしなければならない状況になるのであれば検討を進めていかなければならない。
 ▽家入時治氏(政翔会)=収入計画で入院患者や外来患者の数が昨年度と比べて増えていない。もう少し目標を上げて努力すべきで考えが甘い。
 ▽長坂氏=医療機器の購入を必要最低限に抑え、収入も達成できうる現実的な数値で想定している。
 ▽田渕氏=「市民病院の在り方検討委員会」のメンバー構成は。経営形態の見直しも検討するのか。
 ▽市長=病院事務局長を委員長、総務部長を副委員長、関係部長を委員として、どうすれば医療サービスを永続的に提供できるのか、現状分析と検討などを行う。経営形態については中長期的ビジョンを決定した上で検討していく。
 ▽木下守氏(公明党)=在り方委員会のトップは市長または副市長が担うべきでは。この一年で方向性を決定するつもりはあるのか。
 ▽藤本大祐副市長=まずは担当部長らのプロジェクト会議で検討し、最高決定機関である市長主催の政策会議に図る。20年度中に一定の結論を導く。
 ▽川本孝明氏(共産党)=会議は公開で行うべき。
 ▽長坂氏=庁内のプロジェクトチームという位置付けなので、公開する予定はない。
 ▽竹内友江氏(政翔会)=産科の復活は見込めるのか。
 ▽市長=大学病院へ赴き派遣要請を行っているが医師確保には至っていない。引き続き粘り強く取り組む。
 ▽山田昌弘氏(新風)=新棟で実施している人間ドッグ、透析、健康診断の収益状況は。
 ▽市長=17年度から18年度にかけて、人間ドックは約12%、PETは約31%、人工透析は約7%の増収で、健康診断全体では約16%の増収となっている。いずれも19年度はさらに増収の見込み。
 ▽山田氏=看護師の就労義務年限を1・5倍にするのは、それだけ辞める人が多いのか。労働条件に問題はないか。
 ▽市長=市外出身者が実家近くで働きたい、ステップアップのため専門病院で働きたいといった理由。労働条件が要因ではない。
 ▽家入氏=ほとんど患者の診察ができていない常勤医師がいるが、医師の給与に見合った仕事なのか。
 ▽長坂氏=専従という形で配置することで通常600万円くらいの診療報酬が3000万円まで加算される。年収が2000万円に届かないドクターなので十分ペイできている。緩和ケアや認知症のチームなどへ支援を行っており、不必要なものではない。

【国民健康保険】
 ▽川本氏=さらなる国保税の軽減を。
 ▽市長=年度間の負担の平準化を図り、持続可能な保険制度とするためにも基金を確保すべきで、保険税率をさらに引き下げる考えは今のところない。
 ▽小林篤二氏(共産党)=基金をいくら残すのが妥当か。
 ▽西田佳代健康福祉部長=過去の国の通知を参考に「過去3年間の保険給付費返金額の100分の5以上に相当する額」が適当と考え、2億円以上は確保しておきたい。
 ▽小林氏=税滞納ペナルティで保険証を取り上げるのはやめて。
 ▽西田氏=単に納付がないから保険証を渡さないのではなく、相談があれば短期証を交付している。

【新型コロナ】
 ▽田渕氏=市民病院に発熱外来を設置するタイミングは。一般病床で受け入れ可能か。
 ▽市長=即時対応できる態勢を整えている。一般病床での受け入れは緊急時は可能だが、治療薬が開発されていないため慎重に対応していく。
 ▽田渕氏=対策本部に医療関係者は入っているのか。
 ▽市長=市民病院事務局長、保健センターを所管する健康福祉部長が入っており、保健師が同席している。今後、さらにまん延したり市内での感染発生があれば、医療関係者の出席を求めたい。
 ▽山田氏=備蓄は。
 ▽松本守生危機管理監=サージカルマスク6万2000枚、消毒剤375本、防塵マスク2900枚、感染防護衣600セットを備蓄している。
 ▽川本氏=PCR検査は可能なのか。
 ▽長坂氏=6日から公的保険適用され、方向性としては検査機関へ直接検査を依頼できるようになると報道されているが、現在のところ、保健所を通じて検査に出すという流れは変わっていない。
 ▽小林氏=休校の判断は学校の設置者である市長の責任で判断すべき。
 ▽藤本浩士教育次長=市長と協議できるガイドラインを作っており、県の方針に従って市長が判断する。

【子育て支援】
 ▽川本氏=赤穂市の相対的貧困率8・9%をどう見ているか。
 ▽市長=一律の基準がないため単純比較はできないが、本市においても家庭の経済的事情により困難を抱える子どもがいることを深刻に受け止めている。 ▽田渕氏=子ども食堂への補助条件が「月2回、年24回以上開設」でハードルが高い。
 ▽市長=「月1回、年12回以上」の開設に半額の年7万5000円を助成するよう緩和する。
 ▽家入氏=支援のあり方を検討すべき。
 ▽西田氏=一団体への助成額を増やすより、実施団体の数を増やしていきたい。
 ▽山野氏=実績のある子ども食堂への助成増を。
 ▽西田氏=運営団体から増額の要望は聞いていない。実績報告でも持ち出しは3000円程度。助成額が著しく低いとは考えていない。
 ▽小林氏=明石市は歩いていける範囲にある。
 ▽西田氏=小学校単位での開設を目指している。
 ▽田渕氏=学習支援への助成は。
 ▽市長=1回おおむね5人以上で1時間半以上の学習支援を週1回、月4回以上、一年を通して実施する場合に15万円を助成する。
 ▽田渕氏=市内の児童虐待件数は。児童虐待アドバイザーの配置目的、資格などは。
 ▽市長=相談通報件数は18年度で44件、19年度は40件(1月末時点)。アドバイザーは相談通報に対応する職員の専門性の向上を目的に児童相談所の所長経験者クラスを月2回、1回4時間程度、子育て支援課に配置する。

【保育所待機児童】
 ▽山田氏=待機児童の実態は。
 ▽尾上慶昌教育長=昨年4月1日現在で1名、勤務先から遠いなどの理由で入所に至っていない人数は22名。今年はさらに増加する見込み。
 ▽小林氏=申し込みから定数を差し引きした数字は。
 ▽東南武士教育次長=3月現在で268名の申し込みがあり、待機児童は30名前後になると考えている。
 ▽山田氏=保育士の確保対策は。
 ▽尾上氏=18年度は13名が有資格者研修会に参加し、うち4名が幼稚園、保育所へ就業した。引き続き研修会の実施や効果的な求人などで保育士の確保に努める。
 ▽竹内氏=幼保一元化を目指して幼稚園教諭の免許と保育士資格の両方を持っている人を正規職員として募集しているが、現実には幼保一元化は座礁している。保育士資格があれば採用すべき。
 ▽尾上氏=採用条件の見直しも含め、効果的な採用方法を検討する。
 ▽家入氏=正規職員を採用出来ていないのは給与が低いのでは。
 ▽東南氏=他の自治体との給与の比較はデータがないのでわからないが、初任給だと民間の方が公立よりも高いとは聞いている。
 ▽山田氏=保育士の待遇改善は。
 ▽東南氏=会計年度任用職員制度ができて改善される。

【アフタースクール】
 ▽田渕氏=作業療法士を活用できないか。
 ▽尾上氏=活用の可能性について調査研究していく。
 ▽汐江史朗氏(赤諒会)=いつごろ調査して結論を出すのか。
 ▽東南氏=20年度から話を聞き、視察を始めていきたい。
 ▽田渕氏=城西小のアフタースクールは人数に対して狭く、トイレも足りない。
 ▽尾上氏=小学校の余裕教室の活用も含めて検討していく。トイレの増設はスペースなど問題で難しい。
 ▽前川弘文氏(公明党)=有年と原をなぜ合同に。送迎は。
 ▽東南氏=指導員の確保困難と費用対効果のため。原小の児童をタクシーで有年小まで送る。

【学校給食費】
 ▽川本氏=給食費無償化は、せめて第2子からに。
 ▽東南氏=恒久的な財源が確保できなければ拡充は難しい。
 ▽小林氏=公約なのだから、積極姿勢を示してほしい。
 ▽市長=財政状況が厳しく、基金を取り崩さざるを得ない状況だが、公約なので適切な時期に判断して拡充を図っていきたい。

【外国語教育】
 ▽竹内氏=外国語教育の指導体制は。
 ▽尾上氏=県の教員加配措置を要請し、5名の外国語専科教員を配置する。現時点では西播磨管内で唯一、全小学校で外国語指導が行える態勢を整えた。

【中学校部活動】
 ▽山田氏=外部指導員は専門的な指導者なのか。
 ▽尾上氏=競技指導経験が豊富で校長及び学校との信頼関係があり、見識を持ち、教員免許を有することが望ましいとされている。新年度からは顧問として引率も可能な人員配置を計画している。
 ▽西川浩司氏(新風)=部員数が競技人数に満たないチーム同士しか合同チームはできないのか。
 ▽藤本氏=人数が下回ったチーム同士は編成できる。一校だけが下回っている場合でも合同チームを認めるという情報もある。

【通学路の交通安全】
 ▽田渕氏=緊急安全点検で安全対策が必要な箇所はいくつあったのか。
 ▽市長=交差点で41か所、交差点以外で19か所あった。21年度までの2カ年で防護柵等の設置を実施したい。

【不妊治療】
 ▽竹内氏=特定不妊治療数は把握しているか。市独自の助成を。
 ▽市長=市が助成決定した数では18年度は延べ53件、19年度は2月末現在で延べ43件となっている。5割程度は全額助成、平均すると治療費の8割程度を助成できている。一定の支援はできている。

【ひきこもり】
 ▽田渕氏=市内にひきこもり人数はどのくらいか。対策の具体的内容は。
 ▽市長=15年以降の累計で95人。啓発のための市民向け講座を年4回程度開催し、ひきこもりの本人や家族が地域と安心して交流できる居場所づくりに取り組む。
 ▽榊悠太氏(赤諒会)=居場所にどのような人を配置するのか。
 ▽西田氏=有資格者ではないが、経験のある職員を配置する。

【財政健全化】
 ▽田渕氏=どのように財政不足額を圧縮するのか。
 ▽市長=市税収納率向上、定住人口増、企業誘致、ふるさと寄付金などでで税収増を図り、行政事業の選択と集中で限られた財源を効率的に配分し、財源不足を圧縮していく。
 ▽竹内氏=特別職給料と管理職手当の削減理由は。
 ▽市長=基金を取り崩さなければならない厳しい財政状況に鑑み、まず自ら身を切る必要がある。

【企業誘致】
 ▽前田尚志氏(赤諒会)=今年度は何件訪問したのか。来年度の見込みは。
 ▽大黒武憲地域活性化推進担当部長=4社で、もう1社訪問を予定している。できるだけ多く訪問したいが、協議継続中の立地見込み企業が1社ある。
 ▽竹内氏=赤穂市内の用地面積は。問い合わせの件数と業種は。
 ▽市長=2か所で面積は約1600平方メートルと約8200平方メートル。今年度は2月末現在で15件で、食品加工関係が2件、その他製造業や運送業など。
 ▽竹内氏=契約に至らなかった理由は。
 ▽大黒氏=土地の大きさであるとか、前面道路の幅員などで条件が合わなかった。

【山陽インター周辺土地利用】
 ▽田渕氏=なぜ行政主導ではなく民間開発手法なのか。
 ▽市長=地元からは商業施設の要望書が出ていたが出店希望事業者が撤退し、昨年8月に要望書が取り下げられた。コンパクトな都市構造への転換が求められ、民間開発も重要な選択肢の一つ。民間による土地利用の手法を検討する。
 ▽田渕氏=目処は。
 ▽市長=具体的な目処はないが、数件の商業施設や不動産コンサルタントから相談を受けている。
 ▽前田氏=相談は何件あるのか。なぜまとまらないのか。
 ▽古津和也建設経済部長=17年度で2件、18年度で2件で、これまでに4件の相談を受けている。出店希望面積の規模が大きく、地域計画が許容する面積を上回ってしまい、ハードルが高い。
 ▽家入氏=この地域にはどのような施設が必要か。
 ▽古津氏=関西福祉大学の北側は福祉・医療、生活利便施設など。インターに近い柿山地区は大規模な工場、研究所、流通などが考えられる。
 ▽木下氏=どれくらいの年数をかけて進めていくのか。
 ▽市長=現時点では示すことはできない。

【浜市土地区画整理地内の商業施設】
 ▽竹内氏=JR坂越駅前周辺の民間地に大型量販店が出店する兆しがあったが、その進捗状況は。
 ▽市長=18年8月、出店希望者による土地区画整理組合への出店計画の説明があったが、昨年4月、テナント確保が困難なことから出店時期が遅れると市に報告があった。

【高取峠トンネル化】
 ▽山田氏=試算したルート案で相生方面への交通がどれだけ快適になるのか。
 ▽市長=工和橋での渋滞の懸念もあるが、現在整備中の竜泉那波線が完成すれば、国道へのアクセス向上が期待できる。
 ▽西川氏=4つのルート案以外に検討しなかったのか。
 ▽古津氏=JRを横断する北側のルートも検討したが、現道から大きく離れ、相生市のまちづくりにも影響してしまう。県も考えておらず、難しいという結論に至った。
 ▽西川氏=今後のスケジュールは。
 ▽古津氏=4ルートと県の線形改良案を検討して、議会そして相生市との協議会とも協議して方針を決定する。その決定に基づいて赤穂、相生の希望として県へ要望することになる。県の案は今年8月くらいに提示されると聞いている。
 ▽瓢敏雄氏(無会派)=トンネルの幅員が狭い。
 ▽古津氏=車の通行が可能な基準で検討している。今回は概算事業費を得るため。歩道の必要性は今後の検討課題。

【野中・砂子土地区画整理地内の都市計画道路塩屋野中線とJR赤穂線との平面交差】
 ▽家入氏=平面交差の工事に何年ごろ入れるのか。
 ▽古津氏=換地や都市計画・事業計画変更、JRとの協定などに4年はかかる。順調なら24年度と見込んでいる。

【赤穂大橋線整備】
 ▽田渕氏=今後の進め方は。
 ▽市長=20年度は尾崎郵便局前の用地買収を予定している。赤穂大橋に向けた道路整備はすべての用地買収が完了した後に整備する。用地買収予定地は残り31筆で、買収期間は24年度までの5年間を見込んでいる。
 ▽有田光一氏(赤諒会)=要件が揃ったところから買収に取りかかってはどうか。
 ▽古津氏=先送りせずに買収可能なところから進めていきたい。

【上下水道部庁舎】
 ▽川本氏=高齢者や障害者もいる。窓口は1階に設置すべき。
 ▽市長=窓口業務の大半を占める水道料金収納は1階の指定金融機関窓口でもできる。
 ▽田渕氏=移転後に解体して来庁者用駐車場に活用する考えは。
 ▽市長=駐車場、土地の貸付などを検討していく。
 ▽土遠孝昌氏(赤諒会)=立体駐車場も検討できないか。
 ▽永石一彦上下水道部長=立体駐車場も含めて検討したい。

【入札不正再発防止】
 ▽山田氏=再発防止の制度改革として、予定価格を事前公表してはどうか。
 ▽市長=事前公表すると、競争が制限され落札価格が高止まりになったり、建設業者の見積もりの努力を損なわせることも考えられる。再発防止検討委員会で議論をしている。

【産廃処分場建設計画への対応】
 ▽田渕氏=環境課に設置する担当課長の役割は。
 ▽市長=西有年計画の事前協議書について対策を取りまとめる。
 ▽山田氏=専属の事務員を配属できるよう「市民の会」へ月10万円は補助が必要だ。
 ▽市長=事務員の配属は同会で判断されるもの。現行の補助金を拡充する考えはない。
 ▽竹内氏=建設阻止に向け、科学的根拠を積み重ねていくべきではないか。
 ▽市長=従来から降雨、大気、水質などの調査を実施しているが、今後の事前協議書の精査に対応するためにも適宜必要な環境調査について見直していきたい。
 ▽川本氏=安室川の水利権で対抗できないか。
 ▽市長=相生市、上郡町、赤穂市で構成する「安室ダム水道用水供給企業団」の一員として企業団へ伝えたい。
 ▽小林氏=関係市町で県に意見書を出すよう、赤穂市から提案すべき。
 ▽平野佳秀市長公室長=意見があったことを企業団に伝える。
 ▽川本氏=知事協議記録について知事の真意を確かめられたい。
 ▽市長=私自身の意見の開陳は控える。県内部の協議であり、確認する予定はない。

【水道水源保護条例】
 ▽田渕氏=条例の進捗状況は。
 ▽市長=水源の保全涵養と保護を目的に素案を整えた段階。20年度中の制定へ向け、パブリックコメントを経て議会に上程したい。
 ▽小林氏=条例が生み出す効果は大きい。千種川流域の市町に対しリーダーシップをとるというのが公約なのだから、上郡、佐用、宍粟にも声を掛けて条例化を。
 ▽永石氏=引き続き制定へ作業を進めていきたい。

【ごみ処理広域化】
 ▽山田氏=ごみ処理広域化の見通しは。
 ▽市長=29年度の改修を目標に、民間企業によるごみ処理事業の実現可能性に係る基礎調査を行っている。その結果を踏まえて相生市と協議していく。

【防災・減災】
 ▽田渕氏=加里屋川排水機場のポンプ増設を県に要請する必要がある。
 ▽市長=県計画では河川改修に合わせて排水機場に4台、放水路排水機場に5台のポンプを設置する計画で、現在は3台ずつ暫定整備されている。河川改修の状況を踏まえた整備を県に要請する。
 ▽田渕氏=災害ボランティアが活躍できるための受援計画が必要だ。
 ▽市長=すでに計画素案を取りまとめており、今年5月末を目処に策定したい。
 ▽山田氏=県が災害被害想定を見直した。
 ▽市長=県の見直しデータを反映しハザードマップを全面改訂する。播磨地域の各市町と広域避難体制の構築を進める。
 ▽竹内氏=個別避難カードとはどういうものか。
 ▽市長=主体的な避難行動ができるように目指して作成するもので、ハザードマップを基に、いつ、どこに、誰と、どのように、避難するか決めておくもの。

【観光振興】
 ▽奥藤隆裕氏(新風)=DMOのメリットは。市の関わりは。
 ▽西浦万次観光監=専門家の派遣を受けられ、インバウンド対応補助金の対象になる。市から人が入り、補助金や委託事業を出す。市が地方創生推進交付金を受けてDMOに発注することもある。
 ▽山田氏=ICT活用による情報発信は。
 ▽市長=女子旅をテーマに20〜30代女性をメインターゲットにした動画「ほかる赤穂」の視聴回数は50万回を超えた。今後も情報発信を継続する。
 ▽竹内氏=坂越の牡蠣販売所の駐車場を設置または支援する考えはないか。
 ▽市長=あくまでも民間事業者が管理する施設であり、従業員駐車場も含め、まずは事業者が確保すべきもの。漁協から相談があれば協力したい。
 ▽山野氏=漁協から要望はなかったか。
 ▽大黒氏=再度漁協から聞き取り、協力できるところから協力していく。
 ▽竹内氏=観光地のトイレに改修が必要なところがある。
 ▽市長=老朽化の修繕やインバウンド対応の洋式化など、国や県の補助制度活用の可否も含め、改修計画を検討したい。

【日本遺産】
 ▽田渕氏=塩ブランドの取り組みは。
 ▽市長=赤穂海浜公園のかん水を市内製塩業者に販売し、新たな塩製品を実現する。かん水年間53キロリットルのうち30キロリットルを販売できる見込み。
 ▽有田氏=30キロリットルのかん水から取れる塩の量は。ブランドマークの版権は。
 ▽大黒氏=最大4トン程度と見込んでいる。マークは意匠登録して版権は市が所有する。
 ▽田渕氏=みなと広場横にある塩倉庫についての活用は。
 ▽市長=利活用について改めて調査研究していく。
 ▽田渕氏=菊池川流域の米づくりが日本遺産となった姉妹都市山鹿市との間で連携に取り組む考えは。
 ▽市長=日本遺産推進協議会と所管で有効性を検討していく。

【農業振興】
 ▽田渕氏=農業振興地域や稲作をどのように維持していくのか。
 ▽市長=耕作できなかった農地を地域の担い手へ集積・集約して生産性の向上を図り、耕作放棄地の抑制に努めている。さらに集積を進めて生産効率の向上を図り、新規就農や独立に結びついた事例もある。地域の農産物等の魅力を発揮したイベントや新たな直売所設置への支援を行っていく。

【定住促進】
 ▽家入氏=定住支援金は打ち切るのか。
 ▽高見博之市民部長=サンセット方式(期限がくれば事業を廃止する方式)なので20年度からはない。

【公共交通】
 ▽川本氏=「ゆらのすけ」の尾崎、御崎、千鳥地区への乗り入れを。
 ▽市長=地域公共交通会議で協議の結果、「路線バスの減便や廃止を招きかねないから運行は困難」との結論を得ている。
 ▽川本氏=週4日運行に拡充を。
 ▽市長=週3日に増便したばかりで、利用者の動向を見極める必要がある。今後の検討課題としたい。
 ▽川本氏=「ゆらのすけ」との運賃格差を是正するため、路線バス運賃に補助を。
 ▽市長=持続可能な事業となりうるか、調査研究が必要。
 ▽川本氏=楢原に「ていじゅうろう」の停留所を新設してほしい。
 ▽市長=安全性の確保など、まずは事業者と相談したい。

【空き家対策】
 ▽山田氏=空き家情報バンクの登録件数が少ない。
 ▽市長=今年度の登録は14件で契約は4件。再生可能な空き家646軒のうち市街化調整区域や所有者不明を除く237名に案内ちらしを送付して登録を呼び掛けている。宅建業者の協力を得ながら登録件数が増えるように努める。

【市立図書館】
 ▽田渕氏=飲食スペースを設ける考えは。
 ▽尾上氏=市民の財産である書籍を汚損する恐れがあり、管理運営上好ましくない。
 ▽瓢氏=開館時間の延長は検討はしているのか。
 ▽東南氏=金曜日の延長の利用状況は1時間あたり50名前後。通常の時間帯は70名前後なのでニーズは増えてないと判断している。

【ミニ対話集会】
 ▽竹内氏=ミニ対話集会はどんな手続き、どんな形式で実施か。これまでの実績は。
 ▽市長=申し込みのあった団体やグループの会合や活動の場に私が出向き、市民と直接対話している。今年度は2月末現在で16回の会合に参加し、延べ参加人数は250人。紙ごみリサイクルや中学校部活動の外部指導員の増員など対話を反映した施策もある。
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2020年3月14日号(2363号) 4面 (6,109,476byte)
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コメント

「ほとんど患者の診察ができていない常勤医師がいる」
→どれくらい診察してるんですか?
「専従という形で配置することで通常600万円くらいの診療報酬が3000万円まで加算される。年収が2000万円に届かないドクターなので十分ペイできている。」
→専従ってなに?診療報酬がもらえるから雇っているということ?
投稿:もうちょっと詳しく 2020年03月16日
市のホームページから、質問と答弁の録画中継が見られます。
やりとりをすべてご覧ください。
投稿:カメラ 2020年03月17日
「市民病院の在り方検討委員会」は、病院事務局長、総務部長、関係部長をメンバーに構成し、現状分析と検討を行い、経営形態については中長期的ビジョンで決定した上で検討。
また、検討結果にについては、市長主催の政策会議に諮り、20年度中に一定の結論を導く。
さらに、膨らみ続けている一時借入金についても、決してしのげるものではない。
と、答弁されていますが、病院経営について全くのシロウト集団(失礼ながら)でしかない部長に、市長は何を検討させようとしている? 政策会議といっても、数名の部長に市長、副市長が加わるだけでしかない。
一時借入金でしのぐことが困難になっている現状の中で、シロウト集団に検討をさせるという見識を疑うばかり。病院では、経営コンサルや公認会計士等の意見を参考にしながらでも、赤字が続いているということを全く理解されていないのでは?
人口が減少し、近隣の医療機関が力をつけてきている中にあって、人口4万7千人の赤穂市において、これ以上の患者増は望めるはずがない。
なんでもありのデパートから、赤穂中央病院等と共存ができる診療部門に特化するしか、生き残れないのではないか。 早急な意思決定が必要だと思いますが・・・。
投稿:市民病院が心配 2020年03月19日
やはり民間の力か。経営に関しては公務員には無理。市民病院が市の財政を潰すのは前例がいくらでもあるのに。
投稿:赤穂中央病院がんばれ 2020年03月19日
市民病院の在り方検討委員会は、病院経営についての素人集団であり、何ができるのかとの意見がありますが、公立病院の使命は利益を出すことではないと思います。もちろん黒字経営になればそれに越したことはありません。検討内容は黒字化するための議論だけでなく、公立病院に課せられた使命や、介護制度、健康保健制度などとの関係など、広範囲から検討すべきだと思います。
黒字化になれば結構なことですが、市民が365日、24時間いつでも医療を受けられる安心は金額では評価できないものがあると思います。
民間病院のように利益を求める運営になれば、切り捨てられる部門も出てくると思います。僻地や離島では住民の医療を確保するため公的資金の財政支援をしています。
赤字のみを問題にせず、市民の生命を守るために公立病院の使命をしっかりと議論してほしいと思っています。
投稿:外野席から 2020年03月21日
そもそも『公立病院の赤字』は本当に悪なのか?
https://www.mnhrl.com/public-hospital-deficit-2019-6-12/
不採算と言われる部門も民間病院は続けてくれるのでしょうか?
今、昨日まで使い捨てにしていた「マスク」をみんなが探し求めています。
(マスク不足の背景は別にして)
当たり前と思っていたものが手に入らなくなってからでは遅いのではないでしょうか?
公立病院の意義がないのであれば、赤字の医療機関を地域が支える必要が
ないのであれば、日本中で公立病院はなくなるのでしょうか。
私たちの生活は、全て、効率、採算だけで成り立った行くのでしょうか、
一度、考えてみたいと思います。
投稿:市民病院がんばれ 2020年03月21日
「公立病院に課せられた使命」や「公立病院の意義」と言われていることは、承知しているつもりです。
しかし、昨年11月広報あこうの財政特集号によると、市民病院は収益的収支で、77億2138万円の収入に対し、支出が89億7979万円で、12億5841万円の純損失とあります。収入に対し実に16.3%もの損失があるということです。普通であるなら倒産していてもおかしくない状況ではないでしょうか。
黒字経営ができればベストだとは思いますが、収入の増、支出の減ができないのでは病院が倒産ということもありえます。(全国的にもいくつか例があるようですが・・・。)
そうした現状であるにも関わらず、市長からは是非とも市民病院を支えるという言葉もなく、また予算化もされていないようです。
だから、心配なのです。万全の対策により、「市民病院は倒産させない」とはっきり言ってほしいのです。
投稿:市民病院が心配 2020年03月22日
決算書を見ていませんので詳細はよくわかりませんが、支出の中には原価償却費が含まれていると思います。そのため実質的な赤字は減ると思います。現病院を建設するときは殆どが借入金でされたのではないですか。
企業会計である以上、原価償却はしなければなりませんが、かって下水道特別会計には一般会計から膨大な支出を行っています。企業会計で投資分を全部原価償却をすれば、下水道事業は大きな赤字になると思います。
病院事業と下水道事業を同一視はできませんが、病院事業の黒字化だけを目的にせず、介護者を減らす医療、予防医療で総医療費の減など、行政として総合的な観点から検討して頂きたいと思います。
投稿:外野席より 2020年03月22日
病院経営が上手くいっていないのは周知の事実であり、各種専門家の指摘するところであり、そのような状況で屋上屋を架けるような庁内会議ばかりして何ができるのでしょうか。頑張りだけ見せつけたいのでしょうか。
公的医療機関の役割と言えば美しいですが、そのような余裕がある状況とは思えません。上に述べられている倒産させないという意思表明を市長は何故しないのでしょうか。
投稿:あこうしみん、 2020年03月23日

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