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関福大リレーコラム・かしこい人に

 2020年03月07日 
 かしこくなってほしい。だれもが願います。ところで「かしこさ」とは何でしょうか。いろいろなことをよく知っていることでしょうか。
 確かに知識の量は「かしこさ」を示します。しかし同時に「知っているだけでは…」という声も聞こえてきます。知識の量だけではこれからの時代の変化には対応できません。AIに勝つことはできません。知識の量に加えて、その使い方を知っていてこその「かしこさ」です。
 「かしこさ」は、持っている知識を柔軟に組み合わせて、物事を判断し、効果的に表現できる力のことです。「かしこさ」が必要な情報と情報とを結びつけ、新たな情報を生み出します。「考える力」「思考力」が「かしこさ」の本質です。
 情報と情報の関連のさせ方には個性も反映されます。今年の東京パラリンピックでの活躍を目ざす水泳選手の一ノ瀬メイさんは、高校三年生の時、全国高校英語スピーチコンテストで優勝しました。右腕が短いという自身の障害と自分が泳ぎ続ける理由とを結びつけ、「社会が障害者を作るなら、その社会が障害者をなくすことだってできる」という強烈なメッセージを発信しました。
 絵本作家のヨシタケシンスケさんは、小さい子ども向けに「大きくなれば全部わかる」と書くのではなく、「いや、わかんなくていい、大人にだってわかんないことはあるんだから」という励ましの言葉を届けます。「夢が見つからなければ、消去法で決めたり、ゆっくり探してもいいんじゃないか」という考え方に「かしこさ」が光ります。
 一ノ瀬さんやヨシタケさんのように独自性のある「自分の考え」だけが「かしこさ」ではありません。その人だけのオリジナルでなくても、確かな根拠に基づき、自信を持って発信された「自分の考え」なら、それも立派な「かしこさ」です。
 結論が当たり前、ありきたりであっても、納得・実感・本音のある「自分の考え」であれば「かしこさ」にあふれています。(教育学部児童教育学科教授・伊崎一夫)
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掲載紙面(PDF):
2020年3月7日号(2362号) 2面 (7,494,482byte)
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