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ねんりんピック長崎へ元気に出場

 2016年10月08日 
ねんりんピック弓道交流大会に出場する吉田昭親さん(左)と溝口幸代さん
 60歳以上がスポーツ、文化で交流する「第29回全国健康福祉祭(ねんりんピック)」が10月15日から18日まで長崎県内で開催。赤穂からも選手が出場し、健闘が期待される。
 弓道交流大会には赤穂弓友会所属の吉田昭親さん(77)=加里屋、五段=と溝口幸代(さちよ)さん(62)=御崎、三段=が兵庫県代表として団体戦のメンバーに入った。
 吉田さんは赤穂高校弓道部で週3回指導するかたわら競技を続け、3年ぶり4度目となる代表入り。前回は銅メダルを獲得しており、「自分で限界を作らず、チャレンジしたい」と上位進出に意気込む。
 4年前に参加した初心者向け教室をきっかけに弓道を始めた溝口さんは初出場。午前と夜の2回道場に足を運ぶこともあるほどの練習熱心で力をつけてきた。「邪心を捨てて無になって弓を引けたときの感覚がたまらない。ねんりんピックでも自分の満足できる射をすることが目標」と話している。
 ゲートボール交流大会には「赤穂向陽チーム」が出場する。今春に福浦チームと駅北チームが統合して発足し、「陽だまりのようにみんなが集まってくる明るいチームにしよう」(久保明喜代表)との思いで名付けた。ミスが出ても励まし合うチームの和が持ち味。兵庫県の代表チーム選考を兼ねた4月の県民親善大会で優勝した。
 登録メンバーの平均年齢は80歳。最年長で競技歴26年の野田辰二郎さん(87)=寿町=は「いつも通り楽しくプレーしたい」と大会を心待ちにしている。ねんりんピックのゲートボール交流大会に赤穂市のチームが出場するのは初めてといい、市ゲートボール協会の上田一男会長(82)は「体調を整えて頑張ってほしい」とエールを送る。
 代表メンバーは次のみなさん。敬称略。
 ▽久保明喜(福浦)▽西側正徳(木生谷)▽野田辰二郎(寿町)▽金谷好晃(加里屋)▽西原方子(福浦)▽江崎トキヨ(北野中)▽野田喜美子(寿町)。
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掲載紙面(PDF):
2016年10月8日(2202号) 4面 (10,640,398byte)
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