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チコのセネガル通信(24)羊料理でお腹いっぱいになりました

 2015年10月10日 
タバスキの昼食でいただいた羊の煮込み料理
 9月25日、セネガルに来て2度目のタバスキ(羊の犠牲祭)でした。昨年はダカールにいたので、任地では初めてでした。
 タバスキはラマダン(断食月) があけて一ヶ月と十日後に行われるお祭りです。コリテ(断食後のお祭り)も気合いが入っていましたが、それをはるかに勝る盛大さ。いつも「お金が無い」と言う農民も、羊を買い、衣類を新調していました。家具や布団、食器類を新調する家庭もありました。里帰りした人も多く、町には人も車もあふれていました。まるで日本のお正月。みなが贅沢をしていました。
 今回は市長さんのお宅にお世話になりました。前日から家に泊まり、一日に密着しました。朝7時ごろから女性は家を掃除し料理を始めます。8時過ぎに男性はモスクにお祈りへ。9時過ぎに帰ってきて羊をしめます。女性は朝ご飯のためにまずは肝臓から調理します。
 朝ご飯が終われば、すぐにお昼の準備です。男性が大まかにさばいた羊の肉を切り、炭火焼と玉ねぎソースと一緒に煮込んだ料理を作って食べます。それが終わればお洒落をして大人はお世話になった人へあいさつに、子どもはお小遣いをもらいに町を歩き回ります。そして夜11時ごろ晩ご飯を食べます。一日中お腹いっぱいでした。
 さばいた羊は1日で食べきれないので、冷凍庫がある家庭は保存し、ない家庭はそこからもしばらく羊が続きます。もちろんおいしいのですが、お肉が嫌になりました。
 さて、昨年の9月25日、私はまだセネガルに旅立ってもいませんでした。では、私はなぜタバスキが2回目なのでしょうか。答えは次回に。
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掲載紙面(PDF):
2015年10月10日・第1部(2156号) 3面 (11,394,584byte)
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