赤穂民報

コラム【陣太鼓】市政の分岐点、一票を大切に(1月17日)

 ▼今、私たちは3方向に延びるレールの分岐点に立ち、切替機のレバーに手をかけている。赤穂市長選のことである。
 ▼切替機が最後に動いたのは平成15年。同じレールを走ったこの12年間を「安定」と見る人もあれば、「停滞」と見る人もある。
 ▼今回の3候補は現市政からの「転換」または「刷新」あるいは「見直し」をうたっている。その言葉通りなら、誰が当選しても「赤穂号」は新たな路線へ乗り入れる。無投票だった4年前はなかったレバーがここにある。
 ▼中央から地方へ権限と予算の委譲が拡充する今後、自治体運営はさらに多様化が進む。首長次第で列車のスピードや快適さ、窓から見える景色はガラリと変わるし、何よりも行き着く先が大きく変わる。
 ▼切替機を動かせる期限は明日。郷土のあり方、暮らしの方向性を決める一票を無駄にせず投じたい。

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