赤穂民報
義士関連の宝物次々、充実の一日ツアー(3月14日)
義士にゆかりがありながら、市民になじみが薄かった寺社などを訪ねる「赤穂義士史跡見学会」が14日あり、旧赤穂郡内最古の義士絵馬がある有年牟礼の黒尾須賀神社、大石内蔵助が石灯ろうを寄進した周世の神護寺など17カ所を巡った。
「郷土の誇りである赤穂義士について再発見する機会を」と赤穂義士会が主催。歴史ファン38人が参加した。
三世住職・良雪が内蔵助と親交の深かった御崎の正福寺(鈴木良吉住職)では、内蔵助が討ち入り前日にしたためた暇乞い(いとまごい)状、2人が対局に使った碁盤を特別公開。尾崎の如来寺(八幡昭海住職)でも、これまで一般の目に触れたことがなかった義士の位牌などが初めて展示された。
見学会には定員を上回る応募があり、バスを2台に増便。貴重な遺品の数々を熱心に見学し、終了予定を2時間オーバーするほど好評だった。
ボランティアで赤穂城周辺の観光案内を行っている目坂の今仲巖さん(68)はガイド仲間と参加。「普段は表しか見ることがなかった史跡の内側を詳しく見学でき、参加してよかった」と期待以上の内容に満足していた。
同会は来年もコースを変えて見学会を開催する予定にしている。

(通常非公開の遺品も多く出された義士史跡見学会=如来寺)
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