赤穂民報

女性ら華麗に義士行列 桜舞う中「春の義士祭」(4月15日)

 4月恒例の「春の義士祭」(赤穂大石神社主催)が14日、上仮屋の赤穂城跡であり、討ち入り装束を着けた女性らが義士行列。桜の花びらが舞う城内を華麗に行進した。

 女性による義士行列は2004年に始まった。四十七士が討ち入った日にちなむ毎年12月14日の「赤穂義士祭」は義士行列の出演者が男性に限られ、「女性にも参加できる機会を」と同神社が毎年参加者を公募。今年も募集開始から間もなく定員に達したという。

 一行は大石内蔵助役を任された赤穂出身の介護福祉士、菊池衣理さん(34)=たつの市=が打つ陣太鼓の合図で歩みを進め、神社拝殿から大手門、本丸跡を巡った。「3歳の長男にかっこいい姿を見せたい」と初めて応募したという菊池さんは「内蔵助はすごいリーダーシップをもった人だったと思う。きょうはなりきりたい」と陣太鼓の重さを辛抱しながら太鼓を打ち鳴らした。

 ダンスサークルの仲間3人で参加した高野の主婦、梅山雅子さん(52)は「カメラマンからたくさん写真を撮られ、うれしい気持ちになりました」と祭りのメインを飾った喜びを表した。

(桜が残る赤穂城跡を女人義士行列が行進した「春の義士祭」)

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