赤穂民報

病院事業管理者 給料5%カットへ(4月13日)

 赤穂市は、今月から1年ぶりに再配置した病院事業管理者の給料について5%カットする方針を明らかにした。17日の臨時議会に条例改正案を上程し、可決されれば5月分の給料から適用される。

 市によると、4月1日付けで病院事業管理者に任命された高原秀典氏が「市及び市民病院の厳しい財政状況」を踏まえて給料の減額を申し出たという。就任初年度の年間支給額は本来の約1860万円から約1793万円に減る。ただし、退職金には反映しない。

 病院事業管理者の給料は条例で「市長が議会の議決を経て定める」となっており、本来支給額は月額70万3000円。さらに1日でも医師として従事すれば、給料の65%に20万円を加えた「医師職務手当」が月数分、期末手当に加算され、本来の年間支給額は約1995万円となる。

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