赤穂民報

空手道の全国高校選抜 女子団体形5位(4月5日)

 空手道の全国高校選抜大会(3月24〜26日、広島県立総合体育館)の女子団体形で、高野の安田笑子さん(16)=新2年、二段=が出場した東洋大姫路が5位に入賞した。

 1チーム3人で競技する団体形。昨年10月の県新人を制した同校は12月の近畿大会で5位になり、全国選抜に出場できる上位6校に入った。

 強豪ひしめく全国選抜でも3段階ある予選ラウンドを突破。第3ラウンドでは現チームが最も得意とする形の「パープーレン」で前回準優勝校の御殿場西をポイントで上回った。3位決定戦で敗れてメダル獲得はならなかったが、周囲の想定を上回る好成績を収めた。

 安田さんは父の哲さん(53)の勧めで小2で拳義館坂越道場に入門。「もっと空手に打ち込みたい」と県内屈指の強豪校に進学した。昨夏の上級生引退後は女子部員は3人で、うち2人は県新人個人戦で優勝と3位になった実力者。2人についていくため、部の練習を終えて帰宅した後も体幹や筋力を鍛えるトレーニングに励んできたという。

 安田さんは「力は出し切れた」と納得の表情。今月からは能力の高い新入生3人が入部し、チームの活気が増す一方、大会出場メンバーを巡る部内競争も激しくなる。「目標はチームの日本一。メンバーに選ばれるようレベルアップしたい」と努力を誓った。

(空手道の全国高校選抜大会・女子団体形で5位入賞した東洋大姫路。左が安田さん=関係者提供)

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