赤穂民報

周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回(3月23日)

 赤穂市は、今月11日から中止していた周世の不燃物最終処分場への廃棄物搬入を21日から再開した。搬入路の土地所有者によれば、「3月末で処分場を閉鎖する」としていた市側が方針を撤回し、同処分場への廃棄物持ち込みを今後も継続するため搬入路を引き続き通行したいとの申し入れがあったという。

 赤穂民報の取材では、市は同処分場の標識看板を取り外すなど撤退作業を進めるのと並行して、代わりとなる処分先の選定に着手していたが、費用面でまったく折り合わないことがわかり断念。牟礼正稔市長をはじめ市幹部が20日に土地所有者と面談し、同処分場と搬入路の使用を継続する意向を示した。今後は土地所有者が実質的経営者を務める事業者からの提案に沿って搬入路の付け替えに取り組むとみられる。

 牟礼市長は21日、赤穂民報の取材に応じ、「(土地所有者との協議の中で)ボタンの掛け違いがあった。提案を実現できるように市としても努力していきたい」と語った。

(赤穂市不燃物最終処分場のゲート。3月11日=写真上=にはあった標識看板が20日=同下=時点では取り外されており、市が「閉鎖」を進めていたことがうかがえる)

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