赤穂民報

走って焼き牡蠣 赤穂かきリレーマラソンに440人(2月26日)

 参加者全員に「坂越かき」の炭火焼きを振る舞う「赤穂かきリレーマラソン2024」が23日、御崎の赤穂海浜公園であり、91チーム計約440人が参加。ランニングと旬の味覚を楽しんだ。

 県内の都市公園を管理運営する公益財団法人兵庫県園芸・公園協会の創立50周年を記念して実行委員会が主催した。会場の一角に焼き牡蠣ブースを設け、ゼッケンに添付されているチケットで焼き牡蠣3個と交換。参加者らは炭火コンロで焼いた熱々の殻付き牡蠣を味わった。

 公園内の周回コース(1・055キロ)を1チーム3〜15人でタスキをつないで40周する「リレーマラソン」に大阪から職場仲間6人で参加した団体職員の淡中(たんなか)泰雄さん(52)は「赤穂は忠臣蔵と塩で有名だと知っていましたが、牡蠣が特産とは知りませんでした。食べるのが楽しみ」とレース中から焼き牡蠣が気になる様子。家族でコースを1周する「ファミリーラン」を親子3人で走った宮前町のパート従業員、小林彩加さん(33)は「ランニングも楽しかったし、牡蠣もおいしくて最高」と声を弾ませた。

 優勝を目指して力走するチームのほか、コスプレや着ぐるみで仮装して走ったチームもあり、参加者らはそれぞれ大会を楽しんだ。同公園管理事務所の金澤満章所長は「県内を中心に京阪神や中国地方からも参加があり、公園の魅力とともに『坂越かき』のおいしさとブランドをPRできた」と大会の成功を喜んだ。

(参加者全員に参加賞の焼き牡蠣が提供された「赤穂かきリレーマラソン」)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer