赤穂民報

「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も(12月16日)

 赤穂市議会は、議員の定数や報酬のあり方などをテーマに実施した議員アンケートの集計結果を11日公表。現在の議員定数について、半数の議員が「多い」と回答したことがわかった。

 12月21日(木)に公開で議員協議会を開き、各議員が意見を開陳。その後、会派ごとに意見をまとめ、来年1月中旬以降に開く議会運営委員会で今年度中に答申を出す予定となっている。

 集計結果によると、「現在の議員定数(18人)をどのように考えるか」との問いに「多い」と答えた議員が9人で最も多かった。「適当」と答えたのは4人で、「少ない」と回答した議員は1人だった。

 アンケートの回答内容を元に各議員が考える「望ましい議員定数」を分類した結果では、「定数17」との回答が7人で最多。「現状維持」と「定数16」がいずれも4人、「定数15または16」と「定数30」が各1人だった。

 「議員定数のあり方を考えるときに、何を判断の基準にすればよいか」との問い(複数回答可)では、「赤穂市の人口」(16人)が最も多く、「全国の類似都市の現状」(13人)が続いた。「市民の声」と答えた議員は「近隣市の状況」と並んで10人だった。

 また、現行月額37万5000円の議員報酬については、7人が「適当」と回答。2人が「多い」と答え、「少ない」と回答したのは5人だった。

 「あなた(議員)の意見や市民からの声が、市政に反映されていると思うか」の質問には、10人が「ある程度反映されている」と答え、「あまり反映されていない」と回答した7人を上回った。

 21日の議員協議会は6階大会議室で午後1時半から。全議員が出席し、一人ずつ議員定数のあり方について意見を述べる。傍聴は開会15分前まで受け付け、定員12人を超えると抽選。TEL43・6876(議会事務局)。

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