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行政苦情対応10年 古森雄三さんに近畿局長表彰(7月1日)

 多年にわたり行政苦情の解決に貢献したとして、行政相談委員の古森雄三さん(71)=周世=に近畿管区行政評価局長から表彰状が6月27日に贈られた。

 行政相談委員は総務大臣から委嘱された民間有識者で全国に約5000人、兵庫県内には162人が配置され、さまざまな行政分野の苦情や相談を受け付け、相談者への助言や関係機関への通知などを無報酬で行っている。

 元赤穂市職員の古森さんは2013年4月に行政相談委員の委嘱を受け、毎月第4火曜日午前に市役所で相談所を開設。市民からの相談活動に尽力した功労が顕著として表彰された。

 総務省兵庫行政評価事務所によると、同表彰の受賞者は赤穂市内で4人目。同事務所の金子正寿所長から「地域のお困り事を丁寧に対応していただき本当にありがたい」と謝辞とともに表彰状を受け取った古森さんは「相手の立場になって話を聞くように心掛けています。これからも市民と行政とのパイプ役を努めたい」と話した。

(行政相談委員としての功労で近畿管区行政評価局長表彰を受けた古森雄三さん)

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