赤穂民報

医療従事者へ感謝と励まし 赤穂中がメッセージ(12月15日)

 医療現場で懸命に働く医療従事者に感謝を伝えようと、赤穂中学校(猪谷和寛校長、363人)が全校生徒から応援メッセージを募集。メッセージカードを貼り付けた模造紙を16日に赤穂市民病院と赤穂中央病院に寄贈する。

 同校では今年度、日常の学校生活で友達に感じた感謝をカードに書いて校内に掲出する取り組みを全校で実施。その結果、校内に自然と笑顔があふれ、より明るい雰囲気が生まれたという。「笑顔を地域にも広げたい」と生徒会福祉ボランティア部を中心に応援メッセージをまとめた。

 赤やピンクのハート型のカードに「私たちのためにいつもありがとうございます」「お身体に気を付けてがんばってください」などと感謝や励ましの言葉を記入。バルーンに見立ててブルーの模造紙に貼り付けた。

 完成した応援メッセージは、気球が空いっぱいに飛んでいるよう。部長の本林春乃さん(15)=3年=は「コロナ禍で働いてくれて、すごく大変だと思う。少しでも支えになれたら」と思いを込め、副部長の松井菜愛(なな)さん(15)=3年=は「笑顔が広がってほしい」と希望を託した。

(赤穂中学校の生徒たちが医療従事者に寄せた応援メッセージ)

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