赤穂民報

《浄水施設担当課長汚職》元市課長らの初公判決まる(3月6日)

 赤穂市の御崎配水池整備工事をめぐる贈収賄事件で加重収賄罪に問われた元市浄水施設担当課長(58)=懲戒免職=の初公判の日程が4日までに決まった。
 初公判は5月12日(水)に神戸地裁101号法廷で午後1時半〜5時。贈賄罪で起訴された水道施設製造販売「森松工業」(岐阜県本巣市)の社員3人の裁判も同時に行われる。
 起訴状などによると、元課長は昨年3月と5月、勤務先の北野中浄水場事務室で同社社員から現金計218万円を受け取り、その見返りとして同社に有利になるように御崎配水池整備工事の設計図書を作成。また、2021年度に入札執行予定の別の工事1件でも設計図面などを同社社員に渡し、同社製品仕様に書き換えさせた、とされる。
 警察の取り調べ段階では4被告とも容疑を大筋で認めており、裁判では量刑がポイントとなる見込み。また、元課長が借金返済に充てるために現金を要求したとされる犯行動機など事件の経緯についても注目される。

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