赤穂民報

赤穂義士祭に10万8000人(12月14日)

 四十七士の吉良邸討ち入りの日にちなむ「第116回赤穂義士祭」は14日、赤穂市街中心部であり、総勢約800人の忠臣蔵パレードで元禄絵巻を繰り広げた。
 忠臣蔵ゆかりの人物に扮して歩く「義士伝行列」、城明け渡しや討ち入りなどのシーンを再現する「忠臣蔵名場面の山車」、お姫様姿の第35代赤穂義士娘が人力車に乗って進む「義士娘人力道中」などがパレード。沿道には10万8000人(主催者発表)が詰めかけた。
 メーンの義士行列では俳優の高橋英樹さんが昨年に続いて大石内蔵助役。凜々しい出で立ちで観客の視線を集めた。大石主税役を務めた赤穂高校生徒会長の山名淳一朗さん(17)は「自分よりも若い主税は相当の覚悟をもって討ち入りに加わったと思う。自分も強い気持ちで歩きました」。タテホ化学工業の米グループ企業に勤務するクリス・ターナーさん(38)は同僚のリチャード・ドーティさん(56)と一般公募枠で出演。「スーパースターになった気分」と満面の笑みを見せた。

(赤穂城大手門をくぐる義士行列)

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