赤穂民報

4月から常勤医師8人増員〜赤穂市民病院(3月13日)

 赤穂市民病院(藤井隆院長)は、常勤医師不在となっている5診療科のうち眼科と耳鼻咽喉科に4月から常勤医師を1人ずつ配置する。
 また、現在1人体制の整形外科に3人を追加するなど複数の診療科で増員。新年度からの常勤医師数は現在の51人から8人増えて59人となる。
 病院総務課によると、眼科は2012年4月、耳鼻咽喉科は昨年11月から常勤医師が不在に。非常勤医師によって外来診療は続けてきたが、入院を伴う手術が必要な患者は他病院を紹介するといった制約があった。
 常勤医師が配置されれば、入院を伴う手術も可能になる。また、整形外科の増員により「今まで以上に救急患者の受け入れが可能になる」(同課)という。
 この増員により、4月新設の病理診断科を含む全22診療科中、常勤医師の不在は産婦人科、呼吸器科、乳腺外科の3つとなる。病院は「引き続き、後任医師の確保に積極的に取り組んでいく」としている。

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